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借金

フランチャイズは加盟することで独立開業でき、経営に必要なノウハウやアドバイスを受けられます。

しかし、独立開業のサポートがあるからと何の計画もせずにフランチャイズを始め、結果的に借金を抱えてしまう人もいるようです。契約時に見積もっていた売上をあげるためには、フランチャイズだからと甘えずに計画的な資金繰りを考える必要があります。

フランチャイズ経営がうまくいかなくて借金する事例

フランチャイズに加盟して独立・開業する際、気を付けなければ大きなリスクを生むのが資金繰りです。

フランチャイズ本部が提示する売上・収益予測はあくまでも予測であって、必ず見越していた利益が手に入るわけではありません。売上予測を下回ったとしても、特別なサービスがあるフランチャイズ本部でない限りは保証してくれません。

それを知らずに「売上予測ではこう言っていたからどうにかなる。何とかしてもらえる」と思っていた人もいるでしょう。

あくまで経営者となるのは加盟者なので、資金繰りに困った時には加盟者が何とかしなければいけません。そのため、結果的に借金をしてしまうケースも…。

どのような形で借金を抱えてしまうのか、事例を見ていきましょう。

事例1:水面下で増え続けた負債1,000万円

フランチャイズに加盟して、夫婦でコンビニ経営を始めました。

私たちの場合、資金繰りのために金融機関から借金をしたのではなく、知らぬ間に負債が積み上がっていたんです。

気持ち的には、毎月ロイヤリティーを上納し、本部から借り入れていた開業資金の返済もしていたので減っているつもりでいました。

しかし、売上予測を下回った時に支給される最低保障制度が原因で、負債は増え続けていたんです。

保障という名前は聞こえがいいですが、結局のところ本部からの融資金。

毎月お金は入ってくるので、主人は借金を抱えている自覚ナシ。

途中解約は違約金が発生するので増え続ける負債をどうすることもできず、本部から督促状が届いたころには負債が1,000万円まで膨らんでいて…。

安易に考えている主人にも腹が立ち、喧嘩が絶えなくなり、最終的に離婚しました。

事例2:売上予測通りにいかず途中解約で350万円の借金

フランチャイズに加盟して、家賃が安い場所でラーメン屋を始めました。

1日100杯以上売れれば黒字になる予定だったんです。

開業資金の融資も受けていたので、返済を考えて1日150杯を目標にしていました。

でも、実際に待っていたのは厳しい現実。1日の平均は80杯くらいです。

毎月赤字が続き、愛車を売った資金であがいてみたものの売上が伸びる気配はありません。

もう無理だと諦めて店を畳んだところ、違約金含め350万円を請求されることになりました。

この歳になって親に泣きつくことになるとは思いませんでした。

事例から学ぶ!フランチャイズで借金を抱えないための注意点

フランチャイズ経営がうまくいかなくて借金を背負うことになっても、フランチャイズ契約に不備がない以上、加盟者が払うしかありません。

そうならないよう、加盟前に以下の3点を必ずチェックしましょう。

  • 開業資金は融資を受けずに自分で用意する
  • ロイヤリティーが高すぎないか確認しておく
  • 売上予測通りにいかないケースもシミュレーションする

本部とフランチャイズ加盟店はあくまでもパートナーという関係です。信頼できるフランチャイズ本部を選んで、事業を成功させましょう。