【決定版】フランチャイズ成功の秘訣 » 反面教師に。トラブル実例から見るフランチャイズ失敗の原因 » フランチャイズの抱えるリスク

フランチャイズの抱えるリスク

フランチャイズはノウハウ提供や経営サポートがあるので事業が成功しやすいと言われています。しかし、フランチャイズならではリスクも存在し、意外と気づきにくいものです。ここでは、経営面と私生活面で考慮しておきたいフランチャイズのリスクをそれぞれ解説いたします。

フランチャイズの経営リスク

毎月支払い続けるロイヤリティ

独立開業といっても、フランチャイズに加盟してブランドやノウハウを提供してもらう以上、対価となるロイヤリティを支払い続けなくてはなりません。

月売上の数パーセントを支払うというのが一般的ではありますが、固定額のロイヤリティを支払う契約もあるので注意が必要です。

ロイヤリティが固定額だと、売上が好調な場合はお得ですが、売上が低迷している場合は経営面に大きなダメージを与えてしまうので、留意しておきましょう。

契約期間中に発生する違約金

忙しさから体調を崩した、または思うように売上が上がらなかったなどの理由で、事業を手放したいと考えることもあるでしょう。

しかし、理由が何であれフランチャイズ契約の途中解除には違約金が発生します。

支払いリスクを回避するには、契約年数を確認するのはもちろん、違約金がどれくらいになるのか押さえておくべきです。

ブランドイメージによる影響力

フランチャイズのブランドイメージはメリットであり、時にデメリットです。ブランドネームでお客さんに安心感を与えられるのと同じ要領で、フランチャイズに加盟している店が一店舗でも不祥事を起こせば、イメージ低下のあおりを受けることになります。

直近では、アルバイトのいたずらがSNSで拡散され、ブランドイメージのマイナスに繋がった事件も。難しいところですが、加盟店が不祥事を起こさないフランチャイズを見極めることが大切です。

安易に考えがちな資金繰り

個人企業と違い、売上がすぐに手元に入る訳ではないということも把握しておきましょう。フランチャイズ本部の作成しているビジネスモデルを確認し、資金繰りの計画をきちんと立てる必要があります。

黒字に転換するまでの間は、赤字が累積していくのでその予測も立てておきましょう。少額でも事業を始められるフランチャイズですが、リスクを回避するためには創業時の資金をしっかりと用意しておくべきです。

フランチャイズの私生活リスク

趣味に費やす時間の確保が難しい

フランチャイズといえど、経営者になるからには一国一城の主です。これは個人起業でも言えることですが、人件費の面や社員教育を考えると、あらゆることを自ら率先して行わなくてはなりません。

店舗運営を良くする頑張りの結果として、友人と疎遠になるケースやたまの休みは家族サービスへ使うことになり、自分自身の時間を持つことが難しくなる環境だということを覚悟しておきましょう。

家庭内トラブルが起こりやすい

開業時は資金が必要な上に、収入は不安定になります。子どもがいる家庭であれば、教育資金が必要になるので、大きなトラブルを招きやすいでしょう。また、開業してから約1年間は休みがほとんどとれません。目が回るような忙しさから、生活は不規則になり、家庭内の交流も疎かになりがちです。

フランチャイズに加盟して開業する前に、家族にしっかりと相談し、理解と協力を得ることが大事です。家族を安心させるためには、売上や黒字に転換する見込みなど、数字をきちんと示して説明しましょう。

以上、意外と見落としがちなフランチャイズのリスクとなります。事前に知っておくことで、リスクゼロとまではいかなくとも、リスクを限りなく低くすることができます。気になる点は、フランチャイズに加盟する前に直接本部に問い合わせてみても良いでしょう。